バイクに乗るようになったきっかけ

皆さま、バイクに乗るようになった“きっかけ“って、何でしたか？

女性は、やはり、彼氏の影響というのが結構多いのではないですかね〜？今の若い人は違うのかなぁ？どうやろ？

私も直接のきっかけは、20代半ばに付き合っていた、バイク好きの彼氏の影響でした。

当時はハーレーのチョッパーが好きな彼氏の影響で、タンクも『小さくするのがカッコイイ！』みたいのがありましたね〜。

バイク雑誌には、ハーレーだけじゃなく他の車両のカスタム車も載っていました。SRはカスタムベースによく使われていましたし、元々タンクがスリムな形状をしているのもあって、自然と、SRに乗りたい！！となり、免許を取得。当時はまだFIはなかったので、キャブ車でした。

直接のきっかけは、その彼氏なのですが…

あれ？…でも、そういえば、彼に限らず、歴代の彼氏もバイク乗ってたことが多いような…

逆にバイクに乗る人を選んでるのか…？

よくよく考えてみると、祖父の影響なのかもしれません。

私の生まれ育ったところは、ド田舎で、雪が降り積もるところだったので、バイクやスポーツカーに乗る人は多くなかったんです。冬場天気が悪く、特にバイクは移動手段としては、乗るに過酷なので…

そんな中、祖父は、郵便局員をしていたので、雪が降る中でも、ガンガンにバイクで郵便物を配達してたんですよ。元日に年賀状を配り終えて帰ってくる祖父の姿を今でもよく覚えています。(ホント郵便屋さんご苦労様です)

自宅にも80ccくらいの黒いバイク…(というか単車と言った方がしっくりくる)…がありました。メーカーや車種は覚えていないのですが、シートの前にタンクがあったので、カブではないことは確かです。

春になると、ハンドルの間に塩ビ管をハンドルブレースのように装着し、タンクの上に弟を乗せて、装着した塩ビ管をつかませ、荷台に私を乗せて、3人乗りでよく田んぼや畑に連れて行ってくれたんですね。私が幼稚園とか、小学校1、2年生くらいの話ですけども。

お巡りさんに注意されても、「ワシよりもっと捕まえんとあかんやつおるやろ！」(方言だと伝わりにくいため関西弁に訳しました)と言ってました… 。『ザ・昭和の田舎』ってやつですな。

私も弟たちも、みんなおじいちゃん子で、よく遊んでくれましたし、孫とする競争でも将棋でも、手加減せず本気で勝ちに来る人でした。

喧嘩も本気でしてくれる、アツいおじいちゃんで、カッコよかったです。

当時の祖父の態度は、今では大人げないと言われてしまうのかもしれませんが、孫である私たちを、子ども扱いではなく、ちゃんとひとりの人として見てくれてたんだなぁと思います。

無意識でしたが、バイクには、そんな祖父の、あたたかくて、カッコいいイメージがあるので、今でもそれを追い求めているのかもしれません。

逆に悪いイメージと結びついちゃってる車は、バイクより先に免許取りましたが、いまだに怖くて乗れないのですけどもw